ココロチラリ

ただのジャニヲタの本音

さよならよりありがとう

つい最近、私のおたく友達が亡くなった。というか、亡くなっていた。3月末に亡くなり私が知ったのは6月中頃だった。彼女はまだ33歳だった。

 

彼女と知り合ったのは10年以上前になる。共通の友人を介して知り合った同ユニ担だった。年齢が近いことやヲタ活に対するスタンス等、色々と気が合う部分が多かったこともあり気付けば2人で会うことも多くなった。とは言え、彼女と私が住む場所は数百キロ離れているので私が現場で上京するとことがあればという感じだけど。お互いの自担が同ユニとしてデビューした後はコンサートで連番もした。示し合わせていないのに、うちわを振るタイミングが全く一緒で笑った。すごく楽しかった。

その後、彼女はとあるJrの子に降りてしまうけど、それでも縁が切れることはなかった。同じように私が上京すれば飲みに行ったりした。もうこの頃にはジャニーズの話だけではなく、お互いのプライベートな話もするような関係だった。おたく友達というよりも普通の友人という感覚。そういう人に出会えたことは宝物だと思う。

彼女はとにかく情熱的な人だった。自分がこうと決めた信念を貫く強さ、それを実行する力を持っていた。私はそんな彼女を尊敬していた。特に仕事に対しては自分のやりたいことを仕事にしていたので、「もっとこうしたい、ああしたい」といつも考えていた。とりあえずヲタ活の費用を稼ぐために仕事をしている私からすると眩しいぐらいに輝いていた。

輝いていたと言えば彼女の笑顔もまた素敵だった。目が大きく印象的でそんな目を細めて大きく口をあけて笑う彼女は太陽にようにキラキラしていた。彼女が笑うと場がパァっと明るくなるのだ。私はそんな彼女の笑顔が大好きだった。というか、目鼻立ちがハッキリしていた彼女の顔そのものが好きだった。

そんな彼女が体調を崩し始めたのは2・3年前のことだったと思う。不躾かなと思い病名などは聞けなかった。たまに仕事を休むことはあったみたいだけど、通院しながら仕事もヲタ活も今までと変わらずやっていたので、そこまで私は心配していなかった。

そして2月中旬。彼女が入院することになった。彼女は「今のままだとJr祭りは行けないかも」と呟いていた。でも私は「また治ったら現場で会えるでしょ~」ぐらいにしか考えていなかった。今思えばそんな自分を殴りたい。

彼女が最後に呟いたのは3/26だった。彼女の担当はJr祭りのあと滝沢歌舞伎に出演していた。それに対してなんの反応もないままだったから気にはなったけど、私自身も体調を崩していたりなんだりで連絡をしなかった。

5月が終わり6月になった。彼女の呟きは相変わらず更新されない。いよいよ私も「もしかして…」と最悪のことが脳裏をよぎるようになった。祈るような気持ちでLINEを確認するとまだ彼女のIDは残っていた。私は彼女へLINEをした。でも待てど暮らせど既読にならない。「入院していればすぐに読めないこともあるかもしれない」と思っていたけど、やっぱり怖かった。

そして約2週間後。彼女から返事がきた。正確には彼女のお母様からのお返事だった。そこで初めて彼女が3/28に亡くなっていたことを知った。

 

心のどこかで覚悟していた部分があったとはいえ、やはり文字にして読むと衝撃だった。でもどこか非現実的というか…実は約10年前にも1人おたく友達を病気で亡くしているんだけど、その時は最後のお別れもできたしきちんと自分の中で彼女の死を受け入れられたんだけど、今回はそんなことも出来ないままだから実感がわいてこないのが正直なところで。

でも彼女もこんなところで終わりたくなかったと思う。もっと担当の成長を見たかったと思うし仕事の夢だって叶えたかったと思う。そう考えると本当に神様は残酷な運命を彼女に課したなとちょっと恨んだ。

彼女の死を通して改めて生きていることは当たり前でなくて幸せなことなんだなと思った。自担を応援できることも当たり前の日常じゃないし、現場に通えることも、好きなことを好きなようにできるのも健康な身体と健全な精神があってこそ。普通の生活が遅れていることにもっと感謝しないといけないと思った。こういうことで気付くのも切ないけど、でも気付かせてくれてありがとうって彼女に伝えたい。

それからいつ死んでも後悔しないようにヲタ活しようって彼女のヲタ活を振り返って改めて思った。彼女はいつでも全力で現場に通って担当に愛を伝えていたから、ヲタ活に関しては後悔してないと思う。ほんと普通に道歩いててもいつだって実は死と隣合わせなんですよ。だからこそ後悔のない日々を。

そんなこと言ってる私が今一番後悔していることがある。それは彼女と最後に会ったのが去年の夏だったこと。冬も現場は一緒だったのにJr祭りで会えるからいっかと先送りにした。やはり会えるときに会っておくべきだと思った。例え一瞬であっても。どんなに後悔しても時間は戻ってこないから。

 

すみません、終わりが見えないのでこれで締めます。

彼女が生きていた証をどこかに残しておきたくて書きました。

Uちゃんのご冥福をお祈りします。